こだわりのコーポラティブハウス
神奈川県にお住まいの嶺 英樹さん・祐子さんご夫妻。
マンションを購入すると決めて、いろいろな物件を見る中で、ふと湧いてきたのが「大金を出して、自分達の生活スタイルに合わない住まいを購入していいのだろうか」という疑問。
そして出合ったのが、住むひと達が住みたいと思う住宅を自由設計で建設するコーポラティブハウス。その住まいづくりの「こだわり」を嶺さんご夫妻と、その設計担当、菅野 勉氏にお伺いしました。
生活しやすく、いつ見てもカッコいい空間
菅野さん「嶺さんは、暮らし方のイメージを集めたファイルを3冊ほど準備されていました。しかも、それが統一されていたんです。ふつうは『こっちも好き、あっちも好き』なのですが、嶺さんはシンプルモダン、ひとつ。そこで、住まい方としては『回遊型』を提案し、すごく感性のある方なので、それをディテールにうまく活かせればいいかなと。できあがったものは、もう嶺さんのイメージそのままじゃないでしょうか」
祐子さん「一番こだわったのは、生活しやすいこと。細かいところでは、キッチンや洗面所など日常よく使うところは、いつ見てもカッコいいものにしたいと。だから、水栓金具から床の素材まで、一番好きなものを選びました」
英樹さん「彼女はすごく掃除好き。だから、テーマカラーの白もこだわりのひとつです。白って汚れが目立つから嫌う方が多いけど、逆に言えばキレイにしがいがある色。そういう面で選んだので、一年間住んでみたけど、なかなかいい感じです」
菅野さん「白すぎると反対しましたね(笑)。グローエの水栓も、僕は何も決めてなくて、ご自身で決められました。」
顔になる部分とリラックス部分にグローエ
嶺さんがグローエを知ったのは、家を買うと決めてから。出張先のホテルでかっこいいなと思っていた水栓のメーカーを確かめたり、分譲マンションの広告で「グローエの水栓を使っています」というのを見てからだそうです。
祐子さん「『自分で何でも選んでいいんですよ』と言われて、いろいろなメーカーがあることも知ったんですね。そこからは、国産普及メーカーには目がいかなくなりました」
英樹さん「どうせお金を出すなら、デザインも質も満足できるものを使いたいという気持ちがありました。ですからグローエだけでなく、ショールームがあるメーカーはすべて行き、海外のホームページも調べました。実際すべての水栓がグローエじゃないですが、一番顔となる部分と、一番リラックスしたい部分に使ったのがグローエでしたね」
右図:ペットのシロも大満足です。
祐子さん「皆に褒められるのよね。デザインがいいねって」
菅野さん「僕らの年代は、グローエって敷居が高い、ちょっと上のグレードなんですよ。それを日常レベルのところで使うなんて発想が湧かなかった。ドイツ製品って一歩飛び抜けているという印象で、向こうのデザインって、時代が変わろうが変わらずにやっていこうという姿勢があるでしょ。そういうものがいいものだと考えていますけど、それを僕の方から言うものではない。ですから、こだわりを持っているお客様から使いたいと言われることのほうが多いですね」
細かなセレクトにも対応してくれました
英樹さん「グローエが良かったのは、ショールームに色々な商品が展示してあって、しかも実際に水を出すことができ、細かい説明をしていただけたこと。実は、モノのよさだけじゃなくて、親切さも決め手になりました」
祐子さん「実際に水を出せたのが、一番大きかったよね。シャワーヘッドも重さを確認して選べたし。いま、自分で選んだものが間違いじゃなかったと確信しています」
英樹さん「違和感なく使え、気持ちいいです。浴室の洗い場側の水栓をシャワーだけにしたのも、吐水口は自分達の生活スタイルでは使うことがなかったから。そういう選択ができたのも良かった」
右図:手描きの図面は、今も1冊のファイルに大切に保存されています。
菅野さん「結局分解してセレクトしてもらったんですね」
英樹さん「GROHE DESIGN SQUAREの方がコンサルティングシートにこと細かく書いてくださって、『この通り頼めば、選んだ通りのモノが来ますよ』と」
菅野さん「相当綿密に選んでいます。嶺さんは、水栓だけじゃなくて、キッチンカウンター下も非常にうまい使い方をしている。ふつうだったらそういうところにお金がかかって、水栓のような大事な所にお金が使えない状況が多いのですが、それは生活しながら工夫していくという割り切りがある。そのバランスがいいなあと思います」
暮らし方の基礎づくりはプロに任せ、自分達のこだわりをディテールに満たした嶺さんご夫妻。グローエのショールームにも数回、足を運ばれ、満足できるセレクトをされたようです。
キッチン
右図:ステンレスのオープンキッチンにシングルレバーの「ゼドラ」を選択。
英樹さん「入ってきて、カウンターに目がいく。だからこの空間の顔になるもの、普通の家にないようなデザインで、それでいてこのキッチンに合うものを選びました」
祐子さん「ツヤのあるクローム仕上げで、気に入ったデザイン、ホースが伸びてシンクが洗える、手にモノを持っている状態でも水を出したり止めたりできる、そういう要望を満たしていました」
浴室
右図:「リレクサプラス」デュアルシャワーヘッド
英樹さん「セット商品そのままではなく、ホースは長いものに変えたり、シャワーも水を出してみて、自分達に必要な機能だけが付いたものを選びました。触ってみて、決めたので大満足です」
長いホースにしたのは、浴室を隅々まで洗い流せるようにとの配慮だそうです。シャワーヘッドは、シンプルながら、2種類のスプレーパターンが楽しめる「リレクサプラス」デュアルシャワーヘッドを選択。
■嶺 英樹さん・祐子さんご夫妻
英樹さんは商社勤務。ここ川崎市の鷺沼は、二人にとって地元でもあり、「縁」を感じて、このコーポラティブハウスに決めたそう。
■菅野 勉さん
株式会社S&Tファイブステージ設計事務所 代表取締役
人の思いや変化を受け止めることができる、骨格としての空間づくりを大事にしていきたいと考え、個人住宅・コーポラティブハウスのほか、数多くの公共施設、ホテルを手掛けている。
<プロからひと言>ディテールに迷ったら、首都圏の方なら新宿にあるリビングデザインセンターOZONEへ行かれることをお勧めします。グローエやザ・コンランショップ等インテリアから設備まで揃っていますし、周辺にもショールームが沢山ありますから、自分の作りたいイメージがつかめると思います。
