大切な家族の一員に、小さくて心地いい浴室を
S邸の大切な家族 --- それは、ご覧の通りの「愛亀」たち。大小あわせて16匹もの大所帯です。マンション住まい時代は手のひらに乗るほどだったという亀たちが、大きく育ってきたことを機に新築をした、Sさんご夫妻のお宅を訪問しました。

「ゼドラ」キッチン水栓が亀専用のシャワーに!?
住まいも「亀と心地よく暮らす」ことを前提に、K+Sアーキテクツの鹿嶌信哉さん、佐藤文さんに設計を依頼しました。
1階は亀たちのいる中庭に面した大きなリビング。その脇に、亀の世話をするための部屋をつくりました。毎朝、亀を入浴させるという奥様は、この部屋に亀専用の洗面台を設けました。
生き物を洗うからこそ、水栓金具には、すみずみまで水の届く引出しタイプのヘッドは必須。そこで選んだのは、なんと、 ゼドラ キッチン水栓(33023SD 2007年モデルチェンジ)でした。
ある意味、人間の洗面よりもタフに使う場所。ステンレス仕上げで、丈夫でしっかりしている点も、評価ポイントでした。
やさしい泡沫の水流を浴びて、亀の表情が気持ちよさそうに見えるのは、気のせいでしょうか?
こちらは、広いリビングと中庭を見渡せるキッチン。体長70センチの大きな亀は中庭に。リビングキッチンからいつでもその姿を見られます。
住み手のお二人の水まわりは「掃除のしやすさ」をポイントに水栓金具を選びました。キッチンは、 浄水栓一体型 をセレクト。掃除をする場所が少なくて済みます。
浄水器一体型混合水栓(32318 000)ですっきりと。

ボディ上部のハンドルを操作して、水道水の湯水の開閉、温度調節を行います。水は、手前の吐水口から出てきます(写真左)。浄水を使うときには、ボディ右下にあるレバーを操作。奥の吐水口から勢いよく浄水が出てきます(写真右)。
一方、こちらの天井が高く、自然光がたっぷり注ぐバスルームに選んだのは、「 レインシャワー セット」。直径210ミリの大きなシャワーヘッドからそそがれる、まるで夏の雨のようなやさしい水流を楽しめます。固定のシャワーだけでは物足りない・・・という場合には、ワンタッチでハンドシャワーに付け替えることができます。
登場したばかりの頃は、日本市場にはそれまでなじみのなかった斬新なサイズに驚いた商品でしたが、ここでは空間のボリュームとシャワーヘッドの大きさのバランスが絶妙です。
レインシャワーセット(28368 00J、2703100J)

レインシャワーからハンドシャワーの モバリオ (28393 00J)への付け替えは、ご覧の通り、ホースを付け替えるだけのワンタッチ。
ギリシャ神殿の柱から着想を得てデザインされた アトリオ は、モダンな2ハンドルタイプ。ハンドル部分のデザインは、ギリシャ文字の「Y」と「I」をそれぞれモチーフとした「イプシロン」「ヨータ」の2種類から選べます。
バス・シャワー混合栓(25060 販売中止)にヨータハンドル(45609)をチョイス。
洗面水栓は、壁付けタイプの「アトリオ」3穴混合栓を。水が根元にかからず、清潔を保ちやすいので、壁付けタイプを選びました。ハンドルはヨータハンドルで、浴室とおそろいに。
実は、この洗面台の下には小さな冷蔵庫がビルトインしてあり、お風呂上りに冷たい飲み物を楽しめます。
アトリオ3穴洗面混合栓(20000 00J)と、ヨータハンドル(45609)
人とペット。上手に共生しながら、清潔に楽しく暮らす。そのためにS邸では、グローエ製品が一役買っているようです。亀に限らず、犬やネコなどペットと暮らす家庭が増えています。単に入浴、洗面というだけではなく、今後水まわりの設備は、さまざまな視点から選ばれていくようになるでしょう。
亀の甲羅をイメージさせるS邸のフロントファサードと、外からの光が差し込む玄関。
K+Sアーキテクツ/鹿嶌信哉+佐藤文
世田谷区玉川台1-5-10 あか尾ビル4F
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取材・文 / 本間美紀(ライフスタイルジャーナリスト)
写真 / 工藤朋子
