築40年のリノベーションは、海外のプチホテル風に
旅先の思い出を詰め込んだ、
広さはわずか32㎡。 リビング、キッチンと寝室を兼ねたパブリックなスペース対し、ここではバスルームを「もう一つの部屋」と位置づけて、水まわりという個室空間だからこそで きるアイディアを盛り込みました。

限りあるスペースでは水まわりは手を抜かれがちですが、浴室洗面を居室のような場所にしたことで、空間の使い勝手に広が
りが出たのです。 浴室部分はごくシンプルに。白い壁に、工場の床に使うグレーの塗剤、ドイツ製の埋め込み式のバスタブ。ガラスブロックからの自然光がこぼれます。
シンプルな浴室。水栓は浴槽用・シャワー用ともに水栓はグローエの「アトランタ」。どこかクラシックな雰囲気も持つシリーズですが、このシンプルな空間とはグッドバランスです。
「アトランタ」バス混合栓(26251
00J)
「アトランタ」は昔ながらの三角ハンドルが特徴。通常品には湯水を区別する赤・青のマークがハンドルの中央に付いていますが、実は「印ナシ」ハンドルも選べるのです。
金属のソリッド感が強調されて、存在感ある雰囲気がでます。
洗い場の水栓は、浴槽用水栓と同じ製品(上の写真)です。洗い場ではシャワーしか使わないので、吐水口は不要というAさん。そこで浴槽用水栓の吐水口を外して、そこからホースを直接つなげました(接続部品が必要)。
余計な出っ張りがなく、見た目もすっきりします。シャワーヘッドは「リレクサファイブ」(28796
00J)
一方、トイレと洗面台がいったいになったスペースは、温かみあるパインの床に、明るいライラックパープルの壁。海外旅行が好きという施主が、旅先のサンタフェの気分を盛り込みました。そんな甘さ、明るさを引 き締めるのが「アトリオ」。
モダンにもデコラティブにも似合うデザインですが、ここではモダンなテイストを加えるのに一役買っています。洗面シンクはDの 字を描くユニークなフォルムで、ステンレスの脚は圧迫感を与えません。
「アトリオ」洗面水栓(21047 000)。
カタログ写真ではY字型の「イプシロン」ハンドルが付いていますが、オプションでI字型の「ヨータ」ハンドルに差し替えることが可能です。
よりシンプルですっ
きりとした雰囲気に。棒状のハンドルになるので、2ハンドル水栓ながら、シングルレバーのように指一本で操作できます。
イプシロン(Y字型)ハンドル仕様(左)と、ヨータ(I字型)ハンドル仕様(右)
同じスペース内にトイレもあります。トイレットペーパーホルダーは「エッセンシャル」(40367 000)シリーズから。細かいところまでグローエでコーディネートしました。
鏡やシャワーカーテン、棚などもAさん自らのセレクト。「今後もDIYで壁を塗ったり、タイルを貼ったり。その時々、好きなスタイルで装い、旅先で見つけた小物を飾って、模様替えをしていきたいですね」。まさに「もう一つの部屋」としてのバスルームを積極的に楽しんでいます。
またAさんがグローエのカタログで見つけた、意外なオプション活用技も大いに参考にしたいところ。カタログ後部のパーツページにはさまざまな交換用ハンドル、吐水口などが掲載されています。しっかり読み込んで組み合わせを考えれば、わが家だけのオリジナル・グローエがつくれるかもしれません。
グローエのカタログ請求はこちら からどうぞ。
設計 FORM ASH + BARN
Tel 03-5775-6412
http://www.form-tokyo.com
取材・文/本間美紀(ライフスタイルジャーナリスト)
写真/工藤朋子




